−聖霊降臨日に因んで−
『多様性の中の霊的一致』
聖句
「平和のきずなで結ばれて御霊の一致を熱心に保ちなさい。からだは一つ、御霊は一つです。・・・召しのもたらしと望みが一つ、・・・主は一つ、信仰は一つ、バプテスマは一つです。全てのものの上にあり、全てのものの父なる神は一つです。」
エペソ4章3〜6節
今年のペンテコステは5月19日です。この日にイエス様が弟子達に約束した聖霊が下り、ペンテコステの日と言われ、教会では記念礼拝を守ります。
弟子達はイエス様の昇天後、エルサレムの町中の屋上間に上がり、心を合わせて十日間真剣に祈り続けました。全員が背入れに満たされました。すなわち、背入れによって心がきよめられ、背入れにおける喜びに満たされ、聖霊の力に溢れて伝道を開始しました。そこは、53日前にイエス様が十字架につけられた場所、弟子達が逃亡した場所でした。聖霊は弟子達を一つにし、心を結びつけるものでした。
【1】多様性の中の一致へ
弟子達の生い立ちも性格も違っていました。イエス様は彼らを導き、弟子達の訓練をし、そしてイエスの御霊を注ぎました。教会には何と多様なクリスチャン達が集められていることでしょうか。80歳代のおばあちゃん、1歳の子供を連れた夫婦、様々な職業にについている方々がいます。外向的な人、内向的な人、消極的な人もいれば、積極的な人もいます。まかり間違えると、バラバラになっても仕方ないこれらの信仰者を、主は同じ信仰によって結び合わせ、お互いに排除し合うのではなく、互いに結び合う交わりに入れていただいたのです。丁度、人間の身体に例えて教えられたように、身体には実に多くの器官があり、各々は文字通り多様ですが、それらを平等に貫いているのが、一つのいのち、一つの霊なのです。教会の各メンバーも、キリストの体の一つの器官として、尊敬し感謝することを通してこそ、健全な教会を建てあげられるのです。
【2】真の霊的一致へ
『平和のきずなで結ばれて御霊の一致を熱心に保ちなさい』という勧めは、すでになされた救いの恵み、神との平和がクリスチャン相互の結合になっている事実をしっかり見つめて、御霊による一致を守り続けるのです。この霊的一致は、神の言葉による基本的な教えに立つものでなければなりません。真の聖書的一致こそ、聖霊の一致につながるのです。ここに多様性の喜びと一致の喜びが生まれるのです。
徳島宣教大会の先生方を見せて頂きますと、不思議なことと言うか、お互いどこか似ており、互いに祈り、祷告を大切にし、聖書の言葉に堅く立って「宣教大会」を行おうとしているのです。イエス様はあなたに与えられた賜物と独自性を喜び、尊ぶとともに、他の信仰者に与えられた特質や恵みをも重んじ、教会の良い交わりを育んでいこうではありませんか。『ついに、私たちがみな、信仰の一致と神の御子に関する知識の一致とに達し、完全なおとなになって、キリストの満ち満ちた身丈にまで達するためです』エペソ4章13節