『私たちの国籍は天にあります』
聖句
『けれども、私たちの国籍は天にあります。そこから主イエス・キリストが救い主としておいでになるのを、私たちは待ち望んでいます。キリストは、万物をご自身に従わせることの出来る御力によって、私たちの卑しい体を、ご自身の栄光の体と同じ姿に変えて下さるのです。』
ピリピ3章20・21節
【今回、故S姉告別式式辞メッセージを掲載します】
使徒パウロは「私たちの主イエス・キリストの父なる神、慈愛の父、すべての慰めの神は、どの様な苦しみの時にも、私たちを慰めて下さいます。」とコリント教会員たちに神によるお慰めの手紙を書き送りました。私も今、ご遺族のおひとり、おひとりに父なる神によるお慰めを申し上げます。
先程、S姉のお母様は、百三歳で天に帰られました。生前、毎年二回ほどお目にかかりました。お顔の輝いた姿、心遣いをなされるお方であられました。その時は、小さいお子さまをお連れして教会に通ったことをお話しして下さいました。そのお子さまの一人がS姉であられました。又、カナダから来られた宣教師のことも語って下さいました。
この度の入院には、恐らく幼少の頃教会生活をされたこと、お母様の影響を受けられたこと、さらに周りの篤いお祈りなどにより、『天国への希望』を強く持たれたことと存じます。さて、私たちには一回のみの人生です。その人生は、モーセの祈り詩篇90篇の中にありましたような人生であります。
★有限な人間と永遠の神 ★偉大な指導者であったモーセの晩年の回想より”私たちの手のわざを確かなものにして下さい。残り少ない人生、残り少ない命を確実にして下さい。”とのお祈りは誠に、S姉も残りの人生、残りの命を数えておられたことと思います。それは、実に素晴らしいことであります。
何故なら、聖ルカ国際病院理事長であられる日野原重明先生は、「生き方の選択」という著書の中に、このような言葉があります。ターミナルケアーに心を用いておられる先生の言葉で、”自分の最期を見計らって死んでいくというのが間接的安楽死で、とても素晴らしいことなんだ。”末期癌治療から生まれた言葉であると共に永遠の命を知ることからくる言葉です。S姉はバプテスマを受けられ、神の平安の中に天国に召されました。アーメン。
式辞説教の聖書の言葉を読みましょう。ピリピ人への手紙3章20節『けれども、私たちの国籍は天にあります。』
1.地上の国籍というのは、社会生活で重要です。国家と国家との間では、きわめて大切なことであり、パスポートが要求されるのです。
2.聖書には天の国籍について教えています。「イエス・キリストを受け入れる人々、すなわち信じた人々には、神の子供としての特権をお与えになった」と、イエス様の弟子となったヨハネは語りました。神の子供です。
@地上の生活においては、天国の国籍をもち、天国の特権を所有する者になり、天国へのパスポートを収得したのです。
A天国の生活においては、天国の市民権、神の命の文に名を記された者となって生活するのです。
Bイエス様が再びおいでの時は、この卑しい体が、栄光の体に変えられるのです。もう一度、ピリピ3章20・21節を読みます。
*イエス様の再臨を待望します。 *キリスト様の御力が働きます。 *朽ちてしまう体が変貌します。
即ち、イエス様ご自身の栄光の御体と同じ姿に変えられます。最後に、今天国は賑わっています。イエス様と顔を合わせています。兄弟姉妹同士が顔を合わせています。どんな表現でしょうか。 よう! いらっしゃいました。 感激!感涙!です。 アーメン。