『「コイノニア」って何ですか?』



聖句 
『私たちの交わりとは、御父および御子イエス・キリストとの交わりです。(3節)もし神が光の中におられるように、私たちも光の中を歩んでいるなら、私たちは互いに交わりを保ち、御子イエスの血はすべての罪から私たちをきよめます。(7節)』
                                               ヨハネの手紙第一1章3・7節


全国の諸教会では、コイノニアというミニ集会を行っています。コイノニアは交わりと訳され、すなわち”分かち合い”なのです。福音を分かち合い、心を分かち合い、使命を分かち合う。私たちは交わりと言うとき、どんなイメージを持っているのでしょうか。
冒頭の聖句から、良い交わりに恵まれるためには、交わりについての基本的理解を持たねばならない。そこには、縦の関係、横の関係があることが分かります。

【1】御父・御子との交わり

神の創造した最初の人アダムとエバは、神との交わりの中におかれ、そこには妨害は全くなかった。しかし、交わりの関係は彼らの罪によって損なわれ、神との正しい関係は破壊され、それは人間同士の信頼関係の破壊にも及びました。
神と人との交わりが回復されるのは、イエス・キリストの贖罪によってでした。御子イエス様は、罪人と呼ばれる人と交わって下さり、罪を赦し、人格のある大切な存在として受け入れ、神の子としました。こうして主イエスへの信仰によって、人は父なる神(御父)、子なる神(御子)、また聖霊なる神(御霊)との交わりに入れられました。ですから、私たちの分かち合う(交わり)ことの中心は、父なる神様の恵みと主イエス様への信仰なのです。
それゆえ、一人一人あなたが聖日礼拝やデボーションを守り続け、恵まれることが分かち合いを豊かにする土台なのです。神様から受けた祝福や、教えられた自分自身の弱点、祈りの応答などを、積極的に分かち合って行くことができるようになります。

【2】信仰者の交わり

クリスチャンの交わりは、御父、御子との交わりという縦の関係(礼拝・デボーション)を厳守し、御言葉と祈りと礼典から、信仰の交わりとなります。それこそ、聖徒の交わりなのです。使徒信条の終わりに、”我は聖なる公会と聖徒の交わりと罪の赦しと・・・・を信ず。”とあります。 つまり教会の交わりは、主イエス様によって神様に結びつけられ、そこでクリスチャンは神から与えられた恵みを分かち合い、お互いの使命を全うするために協力し合い励まし支え合います。
神様と信仰者個人との交わりの真実さは、教会のうちに反映されます。このように神との縦の交わりによって支えられ他の信仰者との横のつながりが強くされ広がります。”我は聖霊を信ず”(信条)と、ご聖霊は「分かち合う聖霊」ですから、御聖霊が働いて下さるとき、言葉では表現できない交わりの雰囲気が良くなり、愛と真実で深い分かち合いへと導かれます。お茶やお菓子、心地よい会話も良いもので否定はしませんが、御聖霊の豊かな御人格が臨むとき、分かち合いの恵みは深まり、前進して行きます。

【3】具体的な交わりの結果

1.神の愛を体験します。
現実には、気が合わない人や考え方の違う人、個人的におもしろくないとか自分の必要を満たされないとかと言ってしまう、そしてつまづいたり傷ついたりすることもあります。しかし、イエス様が真ん中にいて下さるから、その中から赦しが起こり、愛の力が生まれてきます。私はそう信じています。アーメン
2.聖霊の恵みを経験します。
「この世の霊による」交わりは、信仰者や教会を壊します。聖霊による交わりは「みことばと祈りと信仰の交わり」によって形成されます。霊的価値観を中心とする「霊」の交わりは、祈りがあり、助け合いがあり赦しと愛があり、和解が現実に起こります。神の愛が聖霊によって私たちのうちに注がれますから。
3.信仰の成長が見られます。
私たちの交わりの目的は、イエス様にある愛の成長であります。ただ、気のあう人達とのみの交わりは、片寄った成長への危険「人知をはるかに超えたキリストの愛を」!

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