『高齢者伝道・壮年伝道』



聖句 
『万軍の主はこう仰せられる。「再び、エルサレムの広場には、老いた男、老いた女が座り、年寄りになって、みな手に杖を持とう。」』
                                                ゼカリヤ書8章4節

『神は言われる。・・・老人は夢を見る。』

                                                使徒の働き2章17節

P・トゥルニエ著「人生の四季」−発展と情熱−(ヨルダン社出版部)という本は、人間の誕生に始まり、死に至るまでの人生を四季としてとらえ、各時期の意義を神と隣人の関係でとらえています。その中で、人間の一生を20年ずつに区切り、 それぞれしなければならないことをまとめています。この先生は、
★ 誕生から20歳までを春の時代
  これは準備の時期です。
★ 20から40歳までは夏の時期
  つまり活動の時期です。
★ 40から60歳までは秋の時期
  これを収穫の時期とする
★ 60から80歳までを冬の時期
  老いを迎えるこの20年間は成熟の時期です。
私は人生の老いの時期「成熟の時期」にいることに驚きました。
日野原重明先生は「新老人」を生きるという本で、75歳以上の人たちを『新老人』として生きがいのある第三の人生を書いておられます。
それは、よく生き  よく老い  よく病み  よく死ぬ
と、「よく」という形容詞をつけて生・老・病・死を考えて書かれました。
そのような事情を鑑みつつ題目について考察していたします。

【1】高齢者伝道

『しらがは栄光の冠、それは正義の道に見いだされる』(箴言16章31節)
白髪は輝く冠であり、光で、神様に従う正しい道に見いだされるのです。
それは、天国にソロソロ帰ろうかとする時期です。帰天への備えをする厳粛さです。
信仰者の世界は、人は最終的に滅び、消滅ではなく神の永遠の時の中に導かれていくと受け止めています。
イエス様は「あなた方のために、私は場所を備えに行くのです。」と語られました。私たちはキリスト者仲間を募りつつ天国行きの旅行団に加わり、イエス様の約束を信じて最後まで精一杯生きて老年期を共に過ごします。
ゆっくりと、共に語り合って行く、それが高齢者の伝道でしょう。その内容は、死ぬ前に三つの和解が必要かもしれません。
神との和解。家族との和解。自分との和解(自分を責める)ではないでしょうか。

【2】壮年伝道

この壮年をめぐる状況は厳しくあります。少年期の周囲は天国があり、中高年期には周囲は「世」があるという。
この目を世俗に輝かせてきたことに対しても少しずつ身を引いてくるのもこの時期でしょう。世の厳しい現実と闘ってきた挙げ句に「無意味」、「虚しさ」に陥る人々が余りにも多い。
彼等の心と魂の本当の「居場所」を備えるのは神の教会です。ここに伝道! 壮年達の信仰は必要です。
自分の存在感を重く深く持ち、前向きに歩む壮年クリスチャンがお互いに声を掛け合い、祈り会う交わりは力です。


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