『祈りの細胞について』
聖句
『もし、あなたがたのうち二人が、どんなことでも、地上で心を一つにして祈るなら、天におられるわたしの父は、それをかなえて下さいます。二人でも、三人でも、わたしの名において集まる所には、わたしもその中にいるからです。』
マタイ18章19・20節
先日のこと、地方会員のある姉妹から「祈りの細胞」に関する問い合わせを受けました。姉妹のメモには祈りの細胞を聞きたい、その方法や内容について教えて頂きたいとのこと。
私には20年ぶりに目に入り心に留められた言葉であった。徳島教会に赴任した年は、牧師家族を含めて数人の礼拝平均でしたが、6年目には20名を超える礼拝平均となりました。
その頃、徳島伝道の拡大の為、一つのビジョンが『祈りの細胞』の働きでした。が、一年で挫折しました。理由は、祈りの器が育成されていなかった。
今回、『祈りの細胞』に留意す、今後の働きの霊的指針として概略をお伝えしたい。
まず祈りはクリスチャン生活にはなくてはならないものである。ただ、祈りことはしない、いや、祈る事を知らない信徒が多いと言われる時代です。けれども一方では、もっと祈りについて知りたい、一生懸命に祈りたい。そして生きたクリスチャン生活を始めたいと願っている方々には、祈りの細胞を説明したい。そして実行して頂きたい。アーメン
【1】祈りの細胞とは
イエス様を信じる者が、最小限2人〜数人の小単位で実行する「祈祷のグループ」です。もっと力のある祈りの生活、恵み豊かな信仰生活をしいたい。今までよりもっとイエス様に従い、神様のみ心を行うことを目指す信徒グループです。
しかも教会内部における霊的な有機体ですから、教会とは別集会をしたり、外に向かっての行動を主目的としていない。教会内における重要な働きの一つなのです。
それは聖霊の導きによる細胞内の一人一人の交わりですから、このグループから体内外的な活動が始まります。祈りの細胞から、信仰復興(リバイバル)伝道拡大、社会奉仕等、感嘆すべき結果を見ることになるでしょう。
【2】御言葉の約束
冒頭の聖句のように、イエス・キリスト様です。話好きとか、立派なリーダーとかではありません。2〜3人の中にイエス様がおられますという臨在感なのです。
イエス様は、教えと行いで2、3人の祈りを示されました。「イエスは、ペテロとヨハネとヤコブを連れて祈るために山に登られた。」(ルカ9章28・29)初代教会時代は、宮や家々で「彼らは使徒たちの教えを堅く守り、交わりをしパンを裂き祈りをしていた。(使徒の働き2章42)そして毎日、一致して宮に集まったり、クリスチャンの家々でパンを裂き、喜びと真心をもって愛餐し、神様を賛美していました。伝道の原点です。メソジスト運動もグループ霊化運動が発展したのものです。
【3】細胞の開始について
1.あなた自身が祈ること
御言葉の約束を信じて祈り続け、確信ができたら心配しないで呼びかけます。一人ではできませんから、牧師に相談しよう。
2.最初は二人でも開始する
二人で進む方向を祈り、聖霊の助けを祈りましょう。
3.定期的に集まること
毎週か、隔週に一回が適当です。集まる前には祈りカードを作り(年月記入)保管します。
4.営みは明確にすること
この集まりは祈る為のものです。それ故、無駄話や議論は禁物です。社交や雑談の為には別の機会があるでしょう。要は聖書に基づきイエス様と教会への忠実さを尽くすことを願っての祈りの細胞です。
5.素晴らしい評価となる
もしアナタが教会の現状を憂い自分自身の信仰の弱さを痛感しているなら、他人の責任や罪にしないで自分の事として願う。
信仰復興運動の歴史を見ると、一人の祈りから始まり発展し広がります。祈りの細胞は必ずあなたを全く新しくし、あなたの友達を変化させ、あなたの過程を霊のホームにし、徳島諸教会を倍加させるに違いない。