『十字架・イースター・ペンテコステ』
【聖句】
『私はあなた方に最も大切なこととして伝えたいのは、…キリストは、聖書の示すとおりに、
私たちの罪のために死なれたこと、また、葬られたこと、また、聖書に従って三日目に
よみがえられたこと、また、ケパに現われ、…』
(第一コリント15章3〜4節)
今年のイエス様の受難日は4月6日(金)イースター記念日は4月8日(日)でした。
復活40日間後、イエス様は昇天され、その後10日目、5月27日(日)が
ペンテコステ(聖霊降臨)となります。
ご存じのようにキリスト教会にとって、三つの大きな節季を大切な記念日として
守ってきました。十二月のクリスマス(聖誕節)、三.四月頃のイースター(復活節)
五.六月頃のペンテコステ(聖霊降臨節)です。
それぞれの節季には盛的な意味があるのです。冒頭の主題に入りましょう。
【1】十字架
春爛漫の四月を迎えました。周囲の人々の動きは、入学する人、就職や転勤する人たち、
退職、結婚など、様々な転機を迎えを方々がいます。どうか、主イエス様は
あなたの傍らにおられることを覚えて下さいとお祈りしています。
そのお方は、あなたのために全生命をささげて十字架にかけられた愛の主です。
その愛の主に触れて頂きたい.愛のイエス様に「愛のタッチ」をして頂きたい。
その愛こそ、十字架の愛であであり愛の極致です。その愛をプレゼントすることが
私たちの愛の奉仕ではないでしょうか。私たちが主イエス様の愛の広さ長さ、
高さ、深さを知れば知るほど、納得のいかないこと、分からないこと、いやなこと、
嫌いなこと、辛いこと、それらは何一つ問題ではなくなり、その一つ一つに意味が
あることが見えてきます。主の十字架の愛に吸引されて、限りなく愛して下さる
イエス様がおられます。この十字架の愛から愛を頂いて、他の人に愛を注ぐ器に
させて頂き十字架の愛に対する責任を果たしたい。
それは十字架の血により、私の罪を赦し否、すべての罪を完全に赦して下さったのです。
その事実を心に刻み、完全な愛に満たされよう。ああ、十字架の愛を!
【2】イースター
使徒信条に「死にて葬られ(陰府にくだり)、三日目に、死ねる者のうちより甦り
天にのぼり、」と告白されています。イエス様が十字架で死んで、葬られ時、
祭司長たちや長老たちは、勝利を得たと思っていたが、実際はイエス様が
生前「三日目に甦る」と言ったことを思い出したのでしょう。彼らは不安になり、
イエス様のお墓を大きな石で封印し、兵士たちを番兵につけて厳重な警備をさせました。
ところが三日目の朝早く、天使が来て墓石を転がし、イエス様が甦られたことを示しました。
イエス様の十字架という悲痛な出来事の後、弟子たちは恐れて、隠れていました。
失望落胆の弟子たちに復活のイエス様が現われ、「平安があるように」「聖霊を受けるように」
と声をかけられました。彼らが立ち上がることができたのは、復活のイエス様に
出会ったからでした。主イエス様の復活の事実がなければ、初代教会の形成は困難だったでしょう。
無だったかも。
教会歴史をひもとくと迫害に次ぐ迫害の中で、教会を今日まで存続させ、日曜日ごとに、
聖日礼拝を守り続けられたのも、復活されたイエス様がおられるからです。
「ご自分によって神に近づく人々を、完全に救うことがおできになります。
キリストはいつも生きていて、彼らのために、とりなしておられるからです」
(ヘブル書9・24)
この御言葉に力強く証しされているように、イエス様はよみがえり、いつも生きていて、
執り成しをされ、イエス様を信じて神に来る人々を、必ず救われます。
イエス様は、いつも私やあなたと共に歩き、共に語り、依り頼む者を助け、支え、
救うことの出来る救い主であられます。アーメン。
【3】ペンテコステ
心霊的な真理は、この世の知識や学問、能力によるのではなく、御霊なる神、
聖霊の助けによって、分からせて頂けるのですから、何の心配もいりません。
イエス様は最後の晩餐の時に、「しかし、助け主、すなわち、父がわたしの名によって
お遣わしになる聖霊は、あなたにすべてのことを教え、また、わたしがあなたがたに
話したすべてのことを思い起させてくださいます」(ヨハネ14・26)
と語られました。即ち、聖霊様は、単なる力ではなく、御人格をもった方であり、
神様なのです。また、聖霊は、神の国の真理をすべて教えて下さる方です。
更に御霊は、私たちの心を照らして罪を知らせ、悔い改めさせ、十字架の愛によって
赦して下さるのです。その上に聖霊によって私の罪を潔め、導いて下さいます。
勿論、聖霊は御言葉を通して働かれ、私たちを生ける信仰と祝福の人生に変えます。