礼拝メモ

2008年10月26日   平和の神、永遠の神、知恵に富む唯一の神
ローマ書16章1〜27節
…はじめに・‥
15章でパウロは、今後の宣教括・動の広がり行くビジョンを述べた後、とりなしの祈りを 依頼した。16章に入ると、静かな調子での人物推薦と挨拶となる。この事では、個人とし てのパウロの愛と配慮と追憶が、短い挨拶文の中に満ちあふれている。そして頌栄をもって 終わる。
【1】 フイべの紹介と知人たちへの挨拶(1〜16節)
(1)フイベの紹介(1〜2節)
フイベとはどんな人物だったのだろうか。彼女は教会の執事の奉仕をしていた。それは教 会の中にあって、他の兄弟姉妹のために霊的・物質的に指導と援助を行なうことだったよう である(「この人は、多くの人を助け、また私自身を助けてくれた人です。」(2節))。また、 パウロや他の伝道者たちのために喜んで経済的な援助を行ない、多くの信者たちから尊敬も されていた人物のようである。パウロは、ロ}マに向かう彼女を、ローマのキリスト者たち と同じように扱ってやってほしいと配慮に満ちた言葉で紹介している。
(2)知人たちへの挨拶(3〜16節)
パウロはブイペの推薦を終えて、次にローマの知人たちの安否を問う挨拶文を送る。
@ プリスカとアクラ(ユダヤ人クリスチャン)(3〜5節)
この夫婦のパウロに対する献身的な協力は、素晴らしいものであった。また、自分の命の 危険を冒してパウロの命を守った人たちであった。このような聖徒や協力者たちが数多くい たために、初代キリスト教会は爆発的に発展したのである。またこの夫婦に対しては、異邦 人クリスチャンの教会も感謝している。さらにこの時代の特色は、「家の教会」「家の人たち」 「家の主にある人たち」とあるように、多くの奴隷が信者になっていたということである。 倍音の名前から、奴隷であるとか皇帝家の者であるとかがわかるという。「家の教会によろ しく…」(5節)と、プリスカとアクラは、自分たちの家を開放して、集会をもっていた。 そこでは家族・奴隷・使用人・知人を含めたキリスト者の家族が形成され、さらに他家族の 人々も招かれていた。(※3世紀までの教会は「家の教会」「家の集会」と呼ばれているよう に、現在のような形のものではなかった。)
A その他の知人たち(5〜16節)
最初の回心者、投獄された者、同労者、練達した人、選ばれた人など、パウロの知人たち への挨拶が続く。
【2】 パウロの警告(17〜20節)
(1)偽りの教師への警戒(17〜18節)
偽教師たちは、美辞麗句を使って、疑うことを知らない人たちをだますのである。彼らの 本質は、自分の本能と欲望の満足に過ぎない。
(2)信仰の成長を望む(19〜20節)
「善にはさとく、悪にはうとく」は、「蛇のようにさとく、鳩のように素直でありなさい」 (マタイ10:16)の主の言葉を思い出させる。
【3】 同労者からの挨拶と頒栄(21〜24節)
特に、パウロとともに福音の戦いをしている同労者たちからの挨拶が送られる。
<結び>
@ パウロの福音はキリストの宣教であって、平和の神、永遠の神、知恵に富む唯一の神の 奥義が啓示されたメッセージである。
A 手紙の最後は、27節の頒栄である。ハレルヤ!(私も同じ頒栄をもって、ローマ人へ の手紙のメッセージを終わりにしよう。)